2015年05月28日

CAAD8を乗り回してからの感想/ロードバイク一台目の選び方

ロードバイクを始めるにあたり、エントリーモデルを選んで後悔したのかどうかという話をします。

というのも何故か最近検索エンジンからの訪問が増えているようで、その大半が「ロードバイク始めたいけど、どれ買えばいいのかなぁ」というニュアンスを含んだ単語の組合せ。しかしいざこのブログを読んでみればご存じの通りアレな内容ばかりで、車体選びの参考になりそうにもない状態。
少なくともメルヘン世界のおっさんが人間世界のおっさんの膝をいじめるような内容を求めてこのブログに辿り着いている人はいないように感じます。

せっかくなので1台目のロードバイク選びの迷宮に迷い込んでいる人のために、少しでも参考になる内容が残せればと思い今回の記事を書くに至りました。……残せるかなぁ。

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自己紹介などにも書いていますが、私が1台目に選んだのはCannondaleのCAAD8、tiagraモデルです。アルミロードの中では優秀だと評価されることの多いフレームで、完成車の税込価格が145,800円でした。

結論から言うと、いい買いものをしたと思っています。

後悔した要素がゼロかと聞かれれば首を縦に振ることはできませんが、とりあえずロードバイクを楽しみたいなら十分すぎる性能だというのが5ヶ月弱、3000km乗ってみてひとまずの感想。

基本的に他のバイクとの比較ができないので、CAAD8にしか乗ったことのない人間の絶対評価です。評価なんてえらそうなものでもないですが……まあゆるっとした感想としてお聞きください。

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CAAD8 tiagraでもロードバイクをロードバイクとしてガンガンに楽しめると思います。
山だろうが平地だろうが踏んだだけ、回しただけが速度に変換され、グングン進んでいきます。ママチャリでは考えられなかった速度で巡航し、とても辿り着けないような場所まで自分の身体と自転車だけで行くことができます。

いわゆる「趣味としてのロードバイク」を始めたい方にとって、エントリーモデルの車体でもその世界は十分に味わう事ができるのではないでしょうか。
極端な話、50万のロードバイクを買おうが10万のものを買おうが、初めて乗る人にとっては得られる感動というものは大した差がないんじゃないかとまで思います。例えば今まで洗濯板を使って洗濯をしていた人が、型落ちの全自動洗濯機を買っても最新のドラム式を買っても、同じくらい幸せになれると思うんですよね。(この例えだと3万円ぐらいのクロスバイクっぽいやつは二槽式洗濯機になったりするんだろうか)

もちろん、ロードバイクに限りませんが趣味にがっつりハマってしまえばより良いものが欲しくなるのは道理ですので、絶対に続ける自信があって向こう10年以上の趣味にするつもりなら最初からいいものを買うのもアリだとは思います。ただまあ予算に限りがある人の方が多いでしょうから、そういう方に対しては「10万・15万でも全然楽しめるよ!」と不安を取り除く言葉をお伝えしたいと思います。

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複数のブランド・モデルから候補を出して決めかねている方もいると思います。
コレに関しては「デザインで決めろ!」と声を大にして主張したいところ。むしろ予算の関係で性能は妥協しても、気に入ったデザインや色があるのならそこは妥協しないで金を突っ込んでもいいと思います。
ロードバイクを楽しむにあたって、車体への愛着というのはかなり重要です。かっこよくて、可愛くて「俺の自転車が一番かっこいい!」と見てるだけで幸せになるような愛車であれば、乗り続けるモチベーションというものも全然変わってくるはず。

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では変わってゼロではないと申しました後悔した点についても少しだけ。

やはりハイグレードのカーボン車に比べ、車体が重いという点。
ロードバイクは軽さが正義という面があって、特に登りでは1kg変われば体感できるほどの差となります。人によっては100g単位で変わるという話ですが、素人に感じ取れるかどうかは少々疑問。
しかし始めたばかりの人は乗れば乗るだけ強くなれるので、重量を極端に気にするのは実力が頭打ちになってからでいいのではないかなとも思います。

次にコンポーネント……と最初の頃は思っていたのですが、tiagra、これで十分戦えます。そりゃまあヌルヌル変速したりギアに幅があった方が快適ではありますが、tiagraだと困る!というようなレベルではないです。変速も技術を身に付けちゃんとメンテナンスをしていれば気持ちよくスパスパ切り替わりますし。
ただあちこちで言われているようにブレーキの効きは少々怪しいです。しかしこれはブレーキシューを良いものに変えれば大幅に改善されますし、3〜5000円程度でできますので、これだけは換装されることを強くお勧めします。

他には……特にないですかねぇ。
よく雑誌やブログなんかでプロやショップ店員が「コンポは105以上で〜」「剛性が〜」「空力が〜」なんてインプレを見かけることがあると思いますが、そもそも脚や心肺が鍛えられていない状態の素人がそんなもの気にしても仕方ないと私は思います。というかホビーライダーでさえ剛性が〜とか言ってますけどほんまに分かってんのかと思わないこともない。

もちろんホイールをはじめ、パーツを交換していくのもロードバイク趣味の醍醐味のひとつだと思うので、その辺にこだわるのは分かります。
ただ、初めてのロードバイクに勇気を出して10万円以上を投資しようとしている人へ強引に薦めるものでもないのかなと。お金を出すなら十分にロードバイクの魅力に触れてから、意味と目的を自分の中で噛み砕いてから投資すればいいと思います。

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というわけでまとめると

・CAAD8tiagraはいい自転車だよ
・10万円ちょい出せば何買っても幸せになれるよ
・機材にこだわるのは強くなってからで遅くないよ
・でも色やデザインは妥協しないほうがいいよ


こんな感じです。
少しでも参考になれば幸いでございます。

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一年後にこの記事を読み返したら全く違う感想を抱きそうな気がする。

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posted by いなはる at 22:46| Comment(16) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする