2016年01月19日

STAGESパワーメーターを導入!

こんばんは。ARGON18はかっこいいです。

さて新車購入の話の際にもチラチラと話題に出していたパワーメーターですが、普段それなりに律している(つもりの)物欲様が「金は使ってこその金や!」と反乱を起こし、STAGESの購入に至りました。

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今まで使っていたのはPowerCalという、詳しい仕組みは良くわかりませんが心拍数をベースに独自のうんたらかんたらでパワーを算出するというものでした。

どこまで正しい数字が出せるんじゃいという話ですが、あちこちのインプレ記事を見たり私自身の経験則から、「ひずみなどで計測する一般的なパワーメーターより高めの数字が出るけど、自分自身の相対値としては指針になる」といった感じでしょうか。

FTP計測をして自分のパワーゾーンを把握しておけば、その数字を基準にちゃんとパワー管理はできる代物です。

ただし心拍ベースということで弱点もあります。
下りなどでペダルを回していないときは当然出力はゼロなのですが、心臓は動いてますからPowerCalだと数字が出てしまいます。
高出力で回した後にたれた時なんかもしばらく心拍は高いままなので、それに引きずられCalくんは結構な出力で回してると勘違いしちゃいます。
結果、トレーニングストレススコアが高く出てしまうなんて事も。

そしてローラー台でパワー管理のトレーニングをしようと思うと、そのあたりの特性がモロに出てしまうのでなかなか難しい。
ラップで区切ってとりゃーっと急に回しても心拍は徐々に上がるので、パワーも即座に反応してはくれません。逆にインターバルで脚を休めてもしばらくは高い数字を引きずってしまったりと……。

言葉で説明しても分かりづらいので、ここでPowerCalとSTAGESの実際の数字を比較して見ましょう。

L4を2分間、L3を3分間、それを4セット行う20分間のインターバルトレーニングの結果です。

pwr.jpg

上がPowerCal、下がSTAGESの結果です。
なんというかPowerCalを擁護するのが難しい結果になってますね。

上部のグレーがインターバルの区切りですが、STAGESはその区切りごとにパリっと出力が切り変わってるのが分かります。対してPowerCalはどこでどうインターバルをしているのか……。
いや、それでも3分/2分の平均で見たらちゃんとゾーンはL4/L3になってますし、ラップ平均で数字が出ていればそれ相応の疲労感はあります。

例えばPowerCalでもいつも登ってる峠なんかを、日を変えてラップ平均230wで走ればほぼ同じタイムが出ます。もちろんその日の体重や風向き、ペダリング効率によって多少前後はするのですが。

しかし視覚的に安定してくれないのでやきもきするというか、パワーというものを理解するにつれ「ちゃんとした数字出してくれよ!」という気持ちが強くなっていきました。

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そんなこんなで紆余曲折はあったのですが、二代目のパワーメーターとして選んだのはチームスカイも採用しているSTAGES。シマノやFSA、スラムにも対応した左クランク片側計測タイプです。

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20gと軽量の商品本体がアルテグラやデュラエースのクランク裏側に貼り付けた状態で売られており、手に入れさえすればお店や自分でクランクごと交換するだけなので実装はそれほど難しくありません。

残念ながら本体だけ購入して今現在使っているクランクに取付、みたいなことはできません。手元には行き場を失った左クランクが1個残ることになります。

アルテグラクランク&ペダルの場合ですが、アーレンキーとシマノ純正のクランク取付工具(合計で500円くらい)あればメンテナンス恐怖症の私でもなんとかなりました。アーレンキーはマルチツールには入っていないことが多い8mmのものが必要になるので注意です。

無事換装ができたら商品ごとにANT+のIDが割り振られているので、それをガーミンの方に入力して実際に乗車した状態(※重要)でペダルを回して認識させます。※どうもある程度パワーがかからないと認識されない模様。

認識ができたらガーミンかSTAGESのアプリでゼロ校正(キャリブレーション)をすれば準備は完了です。
STAGESはケイデンスセンサーも兼ねているので、今までクランクに付けていたマグネットを外したら勝手にSTAGESのケイデンスを拾ってくれます。

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というわけで私も色々調べながらだったので2時間ほどで準備は完了。
今日までに実走とローラーで1回ずつ走りましたが、頑張りに応じた納得のパワーを表示してくれています。

ローラーは先述の通り、ケイデンスとギアを保てば安定して狙っているゾーンの数字が出ますし、記録を見てもパワーを出したところと休んだところで分かりやすくグラフの段差が出ています。ペダリングが下手くそなのでムラはありますが……。

3セット目のL3に入ったときにガクっと下がって後半取り返そうとしているのが確認でき、「辛いしこのまま終わろう……でもここまで回したし最後まで頑張るか……」なんて状況まで丸わかりですね。

もちろん実走でも頑張っているところでは数字が出て、トレインで休んでいるときは下がったりしていて(下りでペダルを止めているときはもちろんゼロ表示)、「パワーメーターがちゃんとパワーを表示している!」と嬉しくなりました。

ただ、数字が信頼できるからこその残酷さもあります。

200wくらいを保って急斜面を登り、勾配が緩くなったときに同じ強度で踏んでいるつもりでも一気に150wまで落ちたりして「サボってんじゃねーよ!」と厳しい現実を突きつけられます。
逆に言えばそういう場面が「タイムの伸びしろ」だったりするので今後の課題であったりするのですが……。

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というわけで私もすっかりパワー信者。
自転車を始めた頃は「パワーがなんじゃい!人間は数字で測れるモンちゃうぞ!」と息巻いていましたが、数字は正直です。ロードバイクは科学なのです……。

もちろん本当は力が残っているのに「●●wで●分走ってるからこれ以上頑張れるわけがないわ〜〜〜」みたいな思い込みで足を止め、出し切れないなんて事もあるでしょうし100%の信頼を寄せるのは間違ってると思いますが。

実際富士ヒルでは(PowerCalですが)維持できるはずのない数字が出たけど最後まで頑張れたなんてこともありましたし、レースなんかはアドレナリンも多く出るし数字だけでは測れないことも多々あるでしょうね。

決して安い買い物ではありませんでしたが、それ相応の価値があるアイテムだと思いました。
とはいえパワーメーターというものの価値は、今後実際にどう活かしていくかで大きく変わってきますので高いおもちゃにならないように頑張ります……つらい……。


▽スタイリッシュ高級棍棒▽
posted by いなはる at 19:04| Comment(6) | 機材・グッズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月11日

ARGON18 GALLIUM納車!NEWマシンご紹介

お待たせしました!私も待ちました!!

2015年も末の末、12月30日にCEXのびっくりセールで慌ててポチったところまでは前回お知らせしましたが、ついに昨日受け取り先ショップで組みあがり、無事納車と相成りました。

まあまあ前振りはそこそこに、こちらが2台目に選んだ私のNEWマシンです!


gallium_yoko.jpg

ARGON18 GALLIUM アルゴン18 ガリウム

「CEXで注文した」「割引がすごかった」「若干マイナー」くらいの情報しか出してないはずなのに、twitterやブログで何故か察せられてしまったのが謎ですが……。

デザインが気に入った、そこそこ軽い、フルアルテグラ、周りにいないなどの理由に加え、2016モデルが40%以上引きという強力な後押しがあり、丸一年間頑張ってくれたCAAD8くんからバトンタッチしてこれからの相棒となります。

せっかくですのでもうちょっと写真を。

gallium_mae.jpg
まえ

gallium_ushiro.jpg
うしろ

gallium_ue.jpg
うえ


ヘルメットやGARMINカバーがcannondaleに合わせたカラーなのは気にしないでください。

サラサラとした手触りのマットブラックに白抜きで主張するARGON18の文字。差し色として要所要所に配置された鮮やかな赤が全体を引き締めていていい感じです。
シートチューブは白で、上位モデルのNitrogen(ナイトロジェン)なんかは同じパターンで赤の配色なのですが、正直そちらの方が好みだったり。まあまあ周りと喧嘩してる色でもないので気になるほどではないです。

重量は完成車にペダルとボトルケージを取り付け、コンチ23cのゾンダに履き替えた状態で7.8kgでした。twitterで見た同じくGALLIUM&ZONDAの人は7.5kgと書いてたけどなんなんだ……。
CAAD8が同じ条件で9.1kgくらいだったのでめちゃくちゃ軽くなったわけではない……というかCAAD8がアルミのわりには結構頑張ってたんだなぁという印象です。

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さて走行前の外見的な感想はほどほどに、写真から分かるように早速ちょい乗りしてきました。
コースは西田橋から勝尾寺、高山、妙見山と登ってそのまま帰ってくる約50km。

正直鈍感な私はフレームによる違いなどほとんど分からず、その辺のインプレが気になる方にとってはふんわりし過ぎた感想となりますがご了承ください。

まず分かりやすいところで、コンポがフルTIAGRAからフルULTEGRAになったのでその辺を。

変速。リアはそれ程違いを感じませんでしたが、フロントはやはりスムーズです。TIAGRAも1年乗ってチェーン落ちは5回くらいと困ってたわけではないですが、ギア比によっては変速時に「ブルン!」とチェーンが暴れるのが分かりました。ULTEGRAはお上品にススッと変わってくれます。

「TIAGRAは制動力が弱いのでブレーキは換えたほうがよい」とよく言われていますが、私はキャリパーごとではなくシューセットのみ変えて劇的によく効くようになっていました。それと比べてまるっとULTEGRAになったところでさほど違いは分からず。まあ問題なく効きます。

あれ、コンポの書くところってこれくらい……?
あ、触覚ケーブルがなくなったので視界がクリアになりました!あとレックマウントでGARMINとVOLT300がまとめて装備できるのですっきりしました!!やったぜ。

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肝心のフレームですが。

・路面からの振動を逃がしてくれるので楽になった
・クイックなコーナーリングができるようになった
・重心が低く、高速域が安定するようになった

気がする。

ポジション出しもまだ終わってないので違う自転車に乗ってるのは分かりますが、ぶっちゃけ分かんないです。まあCAAD8がオーバーホール待ったなしの状態だったので走っていて色々快適なのは分かるのですが、それは新車と丸一年雑なメンテで回してきた自転車の違いのような気もする……。

まあ物理的に軽くなったので同じ出力で早く登れるのは間違いないとは思いますが、当然といえば当然の話、「感動するレベル」での違いはほぼ無いと言ってもいいでしょう。

やはり初めてロードバイク買う人が10万の買っても50万の買っても変わらんという主張は間違っていなかった。

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あーあとせめてものお役立ち情報です。

ARGON18 GALLIUMは25cのタイヤだと干渉するので使えないです。
まあもちろん完成車付属のタイヤがありますので、ホイール履き変える場合でもとりあえず移植すれば済む話なんですが。

あとチェーンステーがホイール側にアールを描いてるのでGARMINのセンサー取り付けるのが結構シビア。逆に左クランク側のパワーメーターは余裕だと思われます。

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長い上に参考にならないですがこんな感じで。

前に言ってたパワーメーターはまだ納品されていないのでまた今度の機会に。あとstravaの方では書きましたが、CAAD8ラストライドでやらかした話なども溜まっていますのでまた近いうちに報告します。

▽新車おめでとうボタンはこちら▽
posted by いなはる at 15:24| Comment(10) | 機材・グッズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月04日

新年はNEWバイクで? 納車準備は大変です

もう4日ですが、新年あけましておめでとうございます。
なんだかんだまだしばらくは続きそうですので、心の広い方は本年も当ブログをよろしくお願いいたします。

さて前回、大晦日の更新で2台目の購入をお知らせしたところですが……色々と焦りすぎたのか、お迎えの準備が思ったより大変で年末年始は頭から煙が出そうなほど色々と勉強をする羽目となりました。

今回はその顛末と、新車をポチったあとにいろいろ奔走させられたお話をしようかと思います。

先に申しておきますと、まだ実際には納車もされていませんので新車お披露目は次回以降に見送りとなります。ご了承くださいませ。

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YahooでCAAD8を検索すると1番目に表示されてしまうほど「CAAD8はいいぞ」と言い続けた私ですので、「乗り換えるんかーい」というツッコミが各所から飛んできそうなところですが、まあ色々とあったんです(そうでもない)。

もちろん今までここで書いてきたことは本心ですし、CAAD8は本当にいいバイクだと今でも思います。周りのせいにするのもアレですが、チャリ部からのプレッシャーや甘い言葉がなければもうしばらくは乗り続けていたと思います。

とはいえフルカーボンや上位コンポに憧れがあったのも事実ですし、物欲発動と同時にCAAD8tiagraにある数少ない不満点の重量とコンポが気になりだしていた時期でした。

CAAD8tiagraは完成車の状態で確か9kgほど。6kg台の自転車を擁する部員が羨ましく無かったと言えば嘘になります。
tiagraも変速性能に不満はないのですが、なんというか拡張性が薄いんですね。例えばサイコンとライトを集約できるREC-MOUNTSを購入したのにtiagraのケーブル(触覚)と干渉して使えなかったり、パワーメーターを導入するにしても選択肢がかなり限られてしまったりと。

CAAD8はまだ乗れる → 拡張・カスタムしたい → 今拡張するにも制約があるし将来の2台目と互換性があるかわからない → 面倒くさいしさっさと買っちゃえばいいんじゃない?

気持ちの流れとしてはだいたいそんな感じでした。

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CAAD8はいいぞと言いながらも以前から気になるモデルは色々とありました。

1.Cannondale SUPERSIX EVO ULTEGRA
単純に今乗ってるキャノンデールの上位モデルですね。
キャノンデールへの愛着や信頼もありましたし重量的にも魅力的。同じブランドだとアルミとカーボンの乗り味の比較もできそう。ただキャノンデールに乗り続けるのも面白みがないなぁという気持ちもあり。

2.MERIDA SCULTURA 6000 ULTEGRA
こちらはとにかくデザインがかっこよくて好み!グリーンのカラーも今持ってるシューズやメットと合わせられますしね。そして見た目だけでなくコスパもかなり優秀なようです。
しかしクランクセットがFSAでブレーキがMERIDAのダイレクトマウント。パワーメーターが干渉したりパーツの換装・変換が必要だったり、さらに制動力はシマノに劣るようです。

3.
そして候補としてはそれらの次だったのですが、デザインも好みで性能も重量もまずまずな1台。そもそもまだ日本での取り扱いが薄いため、対面販売での購入を考えていており本当なら候補からは外れるはずで、逆に言えば手に入るとブランド的に周りと差が付く一台でした。

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2015年12月末。

はるちん、これ(SkypeにURLが貼られる)
もうええって。
いい加減新車を買わせようとするのはやめて下さい。
リンクポチ-
……は? 安……? ……やっす!!

何かにつけてチャリ部から新車を買え買えとプレッシャーをかけられ内心うんざりしていたのですが(本当に鬱陶しかったので心当たりのある部員は反省してください)、そろそろ真面目に2台目を考えはじめた矢先に驚きの価格が飛び込んできました。

2016モデルがまさかの42%オフ。第3候補であったモデルの「ひとつ上のモデル」が予算範囲内にバッチリ納まっているどころか差額でパワーメーターも買えてしまいそうな金額です。

海外通販で完成車を買ってしまうのは抵抗があったのですが、近所のショップを指定しての受け取りも可能とのこと。その後の付き合いのきっかけにもなるし諸事情で少し預かって貰う可能性もあるのでありがたいサービスです。

もうこの時点で頭の中は買っちゃえモード。
SUPERSIXは某カンザキの特価待ち、SCULTURA6000は前述のブレーキなどの懸念もあったのでGOするに至りました。
ありがとうサイクリングエクスプレス。

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2台目はオプション使い回せるし追加で必要なのペダルくらいよね。
せやな。


これのスプロケ11-25tめう……。
足がもげちゃう。
しゃあない11-28t買うか……(6500円)。


それで前が52/36やったら笑えるな。
えっ。
えっ。
……52/36めう。
アルテの50/34余ってるわよ。
買います(7000円)。


ボトルケージもいるやん……。
ペダルも結構なお値段で……。

他にも現在使ってるコンチGP400S2の25cは干渉する可能性もあるのでタイヤも買わないといけないかもしれないし、自転車自体の送料と店舗受け取りサービス料となんやかんや合わせると、結局完成車以外に5万円弱かかる計算に。詰めが甘いというか、いなはるさんはちょっと適当に注文しすぎじゃないですかねぇ……。

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そんなこんなで納車は間近!(多分)
色々と渋ったりもしましたが今は2台目が楽しみで楽しみで仕方ありません。

1年間を共に過ごしたCAAD8の行方については……また追って報告いたします。


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posted by いなはる at 18:06| Comment(8) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする