2016年02月07日

FTP計測 冬の陣 そして初の……

クランク式のパワーメーター『STAGES』を導入して半月ほど。
レポートで簡単に説明しましたが、以前使っていた心拍ベースのPowerCalとは1〜2割ほど計測値にズレがあるので、改めてFTP計測に挑む必要がありました。

とりあえずは以前からROTORのクランク式を使っているゴルカス部長が10月の計測で227wだったので、当時の実力差や1月までのトレーニングでの強化を鑑みて225wに設定していましたが感覚的にそこまで大きくは外れていないはず。
(ROTORとSTAGESはほぼ同じ数字が出るようでしたので)

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FTP値/計測とは 〜おさらい〜

60分間全力で出し続けることができるギリギリの出力(ワット数)のことです。正確に計測ができていればFTP250wの人は60分間を245wで走れば少し余力が残りますし、255wで走れば後半でたれてしまいます。乳酸閾値とかのややこしい話は省略します。

計測方法は実際に60分走るのが理想のような気がしますが、環境や精神面の関係で難しいところ。そこで20分間で計測し(出し切り)、その数字に先人達が導き出した割合を掛けてFTP値を導き出すのです。

もちろん計測で余力を残しては数字に意味がなくなるので、力を出し切らないといけません。一言で表すと地獄です。

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というわけでやってきましたFTP計測の聖地(今決めた)、京都は井手町、大正池です。
このコースは距離にして8km弱、平均勾配4%。信号や交差点もなし、車通りも少なく道もそこそこきれい、スタート直後に100mほどの下りがありますが、それを除けば緩い上りが続くというまさにFTP計測にうってつけの場所なのです。

測りたくない225wでだいたい合ってるしもうええやん……とグチグチこぼしながらも気合を入れてスタートします。

嫌だ嫌だとは言いますが強くなっていることを実感・証明するためにも記録は更新したいところ。
今日はサラ足ではなく、かなり適当ですが道中チャリ部の皆とテンポや全力走で準備をしているので20分平均の95%で計算する予定です。

若干賭けにはなりますが計算後を230wオーバーに持って行きたいので0.95で割って、242wは維持したいところ。

地獄とは言いましたが20分で限界を向かえる様に走るので序盤は快調。ちょこちょこ表示が250wを超えてラップ平均247wあたりを維持します。調子に乗ると後半100%たれるので、上げすぎないように意識して山道を進んでいきます。

じわじわと足と心拍が削られ、後半に差し掛かると最初の快調が嘘のように疲労に襲われます。サイコンを確認してもラップタイムは10分を過ぎたばかり。

ここからの時間の経過が本当に遅い。
精神と時の部屋にでもぶち込まれたかと錯覚するくらい時計の進みが遅くなり、あああーっ!と歯を食いしばり1分ほど前を見ながら我慢の走りをしたつもりでもサイコンは20秒しか進んでいなかいなんてことが最後まで続きます。

いや、終わりが近づくにつれて時間の進みはどんどん遅くなる。サイコンを見て、前を見て、もう一度サイコンを見ても2秒しか進んでなかったりします。

しかしここまで頑張ったんだからと最後まで踏み抜きます。というか測り直しとか地獄の2回戦に挑むつもりはサラサラないです。

ラップ平均もほとんど落とさず残り2分で246wをキープ。
大正池は最後の1kmほどで急激に斜度が上がるの、でギアを落として最後のもがき!……たいところですがもがくような体力も残っておらず、平均ワットが落ちないようにダンシングでグラグラ揺れながら必死に登ります。

そんなところで20分が経過!FTP計測終了です。

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急坂区間で終わりを迎えたので倒れこみそうになりますが、フラフラと揺れながら登り続けます。正直倒れるか倒れないかのギリギリの出力に押さえたいところですが、もうひとつの目標があったためなんとか搾り出した170wくらいで大正池を登りきります。

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結果は最後落とす事なく20分で平均246wを達成! 95%でFTP値は234wとなりました。
計測当日の体重が58.2kgだったので、パワーウェイトレシオもひとつの壁といわれる4を超えて4.02です。

そしてもうひとつの目標、平均くんの撃破です。

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平均くんとは?

関西のヒルクライムスポット別にタイムの申請ができる『関西ヒルクライムTT』というランキングサイトがあるのですが、登録された記録の平均タイムが「平均くん」というひとつの指針として表示されています。

ヒルクラ好きが集まるサイトということでガチ勢も多く、平均くんはなかなかの強敵。
stravaのランキングでいえば区間の上位20%あたりが関西TT平均くんの50%になるといえばその強さが伝わるでしょうか。

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そして計測当日の大正池平均くんが23分40秒!
叩き出したタイムが22分38秒!!

平均くんになんと62秒の差をつけ撃破です!

いやぁ短いようで長かったですが、ついに目標のひとつが達成できました。
初めてが地元北摂でなく大正池というのは複雑なところではありますが。

ちなみに関西TTには平均くんがあと50人くらいいます。

▽平均くん撃破への労いを▽
posted by いなはる at 23:37| Comment(2) | ライドレポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月05日

GARMIN対応!vivosmartHR購入&インプレ

新車もパワメも買ったし当分は節制するぞ!!
これめっちゃいい。
まじかよポチー。

意 志 の 弱 さ 。

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そんな深い深い事情により買ってしまいました。

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『vivosmartHR J』
1月21日に発売されたばかりのGARMIN製のライフロガーです。

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腕が細い

ライフロガーというのは今までにも各メーカーから様々な製品が発売されており、大体は腕に巻くリストバンドタイプのもの。主に歩数や昇降数を数えて消費カロリーなどを表示したり、ものによっては心拍数や体温なんかも計測してくれます。
日々の生活(ライフ)における身体の変化や活動量を記録(ログ)する、日本語では活動量計なんて呼んだりするものです。ざっくり言えばハイテク万歩計みたいなもんですかね。

それだけならわざわざ高いお金(19,800円)を出して買うほどではないのですが、発売元がGARMINということでローディーのみなさんならピンときたか、もしくはその価値を既にご存知の方も多いのではと思います。

そう、ANT+やBluetoothにも対応しているのでサイコンの心拍センサーとして利用でき、あの忌まわしい乳バンドから解放されるのです。

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↑忌まわしき乳バンド。拾いものだけどなんだこのマネキン……。

通常GARMINedgeなどで心拍を測ろうと思えば、胸部にバンド式の心拍センサーを取り付ける必要があります。
しかし正直これが面倒くさい。

直接肌に触れさせる必要があるのでうっかり付け忘れるとウェア類を脱ぐ必要があるし、走行中にずれたりすると元の位置に戻すのも一苦労。かといってベルトを強くしては締め付けが気になります。
さらにはベルト部はたっぷりと汗を吸うので使い終わったら水洗いは必須。使うたびに洗って干してというのはなかなかに手間です。

そんなこんなで最近実走はともかく、ローラー練やちょっと近くまでといった時は心拍計なしで乗っていました。

そこで代替となる救世主が今回のvivosmartHR。
リストバンド、というか腕時計タイプなので基本的には付けっぱなし(メイン機能は毎日の活動量の記録なので)。さあ自転車に乗るぞという時だけ心拍数転送モードにする必要があるので手元でピッピと操作します。初回だけ事前にペアリングなどの準備は必要ですが、あとはガーミンなどANT+対応のサイコンが勝手に心拍を拾ってくれます。

(そのあたりの設定については当ブログが苦手とするところでありますので、皆様におかれましては有用な各ブログ様をご検索くださいますようお願い申し上げます)

あー快適!
そんな大したことか?と思われそうではありますが、こういう小さなストレスから解放されるのってなかなかに快感です。ローラー練もどうせやるなら心拍もパワーも計測するのが望ましいのですが、胸部バンドで測るPowerCal時代は準備が面倒くさくてモチベーションの低下にも繋がっていました。

他にこちらの商品に決めた理由としてはGARMIN CONECTでデータを一元化できる点がひとつ。
やはりログをとっても自転車とは別にあちこちデータが分散してるのは面倒ですしね。

あとはバッテリーの持ちが5日というのも同クラスの商品としてはかなり優秀。リストバンド式でANT+対応の心拍センサーは他にもありますが、1日しか持たなかったりするものも多いので。

不満点としては心拍送信モードにする操作がメニューの最深部にあること。使わない人には使わない機能ですが、できればホームから2タップくらいで開始できるようにしてほしかった。
それと腕にぴったり巻くものなので、夏場は蒸れて不快になるかもしれないということ。まあこれは乳バンドも同じといえば同じなので……。個人的に腕時計やアクセサリーの類が好きではないので(致命的)、ひょっとしたら夏ごろにはライド中だけ装着するなんてことになってるかもしれません。

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さて自転車乗りの皆様において心拍機能についてはそんなところです。かくいう自分も心拍ANT+送信機能だけでいいから安くしてくれというのが本音ですが、ライフロガーとしても十分な機能を兼ね備えていて、記録をいろいろ見ているだけでなかなか面白いです。

特に就寝時の睡眠レベルの測定が面白い。浅い睡眠と深い睡眠、覚醒状態を時間の経過と合わせて睡眠レベルをグラフで確認することができます。

まあ毎日7時間は寝てるし問題ないでしょ。

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ギャヒー!!

文字が見にくいかもしれないので補足すると、濃い青が深い睡眠、薄い青が浅い睡眠、紫が覚せい状態です。
なんやこれ……24時間命を狙われて常に眠りが浅い戦時中の偉い人みたいになってるやん。

いや、ひょっとしたらこれが普通なのか?
ぐっすりんこ。

sinpaku02.jpg

つらい

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というわけでvivosmartHRのおかげで寝てるはずなのに常に目が死んでる理由も分かりましたね。ちょっとお値段が張りますが自転車乗りで乳バンドに辟易していて数字をいろいろ見るのが好きな人にはお勧めです。

この記事を書いてる時点では品切れですが、2月中旬再販の予約はできるようです。と思ったら黒は予約すら締め切ってしまいましたね……人のこと言えないけどみんな新しいもの好きだなぁ。



▽節約するぞ!!▽
posted by いなはる at 19:32| Comment(2) | 機材・グッズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする