2016年02月17日

パワーウェイトレシオは残酷なり

トレーニングやタイムトライアルに注力したブログで見かけることが多い単語と言えば、「パワー」「FTP」あたりでしょうか。
そのあたりは当ブログでも(かなり適当に)触れたことがあるので省略しますが、今回は別の頻出単語「パワーウェイトレシオ(pwr・w/kg)」について。

基本的にFTPが高い人ほど速く走れるのですが、ヒルクライムでは軽い方が有利なのでFTPだけでは測れない部分が出てきます。そこで体重差も考慮した指針がpwrとなるわけです。
式は簡単で「FTP(w数)÷体重(kg)」つまり体重1kgあたりの出力という計算になりまして、例えばFTPが同じ240wの人でも体重が60kgなら4.0pwr、80kgなら3.0pwrという具合になります。
厳密には異なるのでしょうが、pwrが同じならヒルクライムで同等の勝負ができると考えても大きく間違えてはいないと思います。

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さて我々チャリ部は好んでよく山に行きますが、坂を上っているとドテチンから「体重差考えて!」「パワーウェイトレシオ!!」と怒号が飛んでくることが多々。 私と彼では体重差が確か13kg程度ありますが、以前は「米袋背負ってるようなもんだしな〜w」と茶化していました。まあ私自身が本当にpwrをよく理解してなかったというのもありますけど。

そして今年に入りほぼ同じ時期に私とドテチンはパワーメーターのSTAGESを導入。合わせてFTP計測も実施した結果、234w・235wとほぼ同じ数字を叩き出しました。 ドテチンは落車後の療養明けで心拍が大きく弱っていたりと万全ではなかったのですが、その時点での状況だけを見れば「同じパワーメーターで同じFTP、体重だけが異なる」という、パワーウェイトレシオの影響を比較測するには万全の状況が図らずしも整ってしまったのです。

※注釈
別にFTPが異なっていても比較はできるのですが、単純に同一のパワーを出した時の身体への負担が同じという、体感的にわかりやすい環境になったということです。

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そんなわけでFTP計測の1週間後。無理をしなければ山ルートも何とかなりそうということで、ドテチンを含めたメンバーでいつもの北摂コースへ。

勝尾寺を上り始めたところでドテチンから提案が。

はるちん、同じペースで上ってパワー比較しよ。
お? ええよ。試そか……せーのっ。
ポチー。

といった感じで同時にガーミンのラップボタンをポチリ。
これで区間の最後まで並走すれば、同じ速さで走った時の体重差による必要な出力がリアルな数字となって表れるという寸法です。

私は170〜190w、まだ雑談ができるくらいの強度で進みますが、後半になるとドテチンは呼吸が乱れがちに。やはりそれなりに差があるのかなぁなんて考えながら勝尾寺前の横断歩道でゴール。

ハァ、ハァ……はるちん平均なんぼ?
えーっと、179wですね。
……225w。
え?
俺、225w。
……マジか

なんとその差は46w。
こちらがテンポ走の下限近くだったのに対してドテチンはLT走に達していました。

ここまでとは……。

ざっくりこちらの130%の力で走っていたことになりますね。
ちなみにその後も同じ方法で別の山や峠も走りましたがその結果がこちら。

569449f46e6d2bd4d8b9b7617b6e2b11.png


妙見山はお互いのガーミンを交換して相手のワットを見ながら走ったりしていたので、頻繁に通信が途切れたりしたので他の峠と差が出ましたが、やはり概ね3割増しといったところですね。

人にやさしく。
やせるゾ。


▽バランスが大事▽
posted by いなはる at 23:12| Comment(6) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする