2016年11月05日

【図解】ウインドブレーカーのコンパクトなたたみ方

ブログを再開したのはいいのですが、各所から『写真が少ない』『文字だらけで読みづらい』『見栄えが悪い』『吐き気を催す』『ブログを舐め切ってる』といったお言葉を頂戴しましたので、今回は趣向を替えて画像をふんだんに使った記事を提供したいと思います。

ただご存知の通り、ライド中・登坂中に立ち止まって写真を撮る=足つきすることは敗北でありひいては人生の敗者であるといった教訓のある当チャリ部ですので、例によって景色やグルメなどといったロードバイクの魅力を伝えるための写真は今回を含め掲載の機会はごく僅かだと思われます。ご了承ください。

-----

先日の冬ウェア紹介でもシャカシャカ(=極薄ウインドブレーカー)の重要性はお伝えしましたが、こまめに着脱するということはバックポケットに突っ込む回数も増えるということ。
薄い生地とはいえグシャグシャーと丸めるだけではなかなか綺麗に収まってはくれません。

というわけで今回は大量の図説写真と合わせてシャカシャカのコンパクトなたたみ方を紹介したいと思います。
ちなみにこの方法は弱虫ペダルの巻末に掲載されていた方法ですので私のオリジナルではありません。
渡辺航先生と先生に教えてあげたという自転車仲間の人に感謝。

-----

1.まずはジッパーを閉めて全体を広げます。裏表はどちらでもOK。


2.胴の3分の1あたりで折り返します。


3.袖を胴体部分に沿わせたいので、袖を一旦反対側に折り返し、今度は90度下側に折ります。


4.袖を含めたままもう一度反対側の袖に向けて折り返します。


5.下半分を上側に折り返します。


6.もう半分に折り返します。襟がはみ出ている場合はそちらも下側に折り込みます。
このとき高さが肩口と同じくらいの長さになるとあとがスムーズです。


7.[6]で横長の長方形になりましたので、胴側からくるくると巻いていきます。
空気を抜くようにギュッギュと巻くとよりコンパクトになります。


8.そのまま図のように袖の残りの長さと幅が同じくらいになるまで巻いていきます。


9.袖口を裏返し、今まで巻いてきた固まりを包み込みます。


10.そのままぐいっと。半分くらい袖で包めたら問題ないです。


11.完成!!


12.こんな感じでポケットにもすっぽりとスマートに収まります。


-----

いかがでしたでしょうか。
分かりやすいように行程をかなりバラして書いたので面倒くさそうですが、慣れれば30秒とかかりませんし立ったままでもできます。
多少雑に巻いても最後の袖に包むとこまでやってしまえば分解することはないので、もしこのやり方をご存知でなかった方は試してみてください。

余談ですが、最後の方の両手が映ってる画像ですが、正座して太ももでスマホを挟んでタイマーで撮影しました。
ブログに写真を載せるって大変ですね。

▽また有益な記事を書いてしまった▽
posted by いなはる at 19:07| Comment(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月02日

自転車の冬用サイクルウェアを改めて考える

「夏が終わったら秋を飛ばして冬が来た」なんて毎年のように言ってますが、今年も例に漏れず気が付けば最低気温がヒト桁台に。
私は2015年1月にデビューしたので、冬のロードバイクはこれで3回目。それでも今回のタイトルにした『冬ウェア』はなかなか難しいトピックに思います。

まあはっきりと理由がありまして。
坂を上っている間は運動強度が高く、身体の中から熱が生まれますので多少薄着でも平気ですし、気合を入れて上れば暑くて汗だくになることも。
逆に下っている間は基本的にブレーキ操作程度。冷たい風が吹き付け、容赦なく身体から熱を奪っていきます。

"冷たい風"というのが厄介で、ご存知の通り風速によって人の体感温度は大きく変わります。
体感温度を計算できるサイトがあったので試しに条件を打ち込んでみましたが、気温15度・湿度30%の状態で時速40qのダウンヒルはどのくらいになるかというと、なんと4度でした。マイナス11度差です。あと汗を搔いてたら気化熱もあるのかな。

さらに標高差。100mアップするたびに0.6度ほど気温が下がるはずなので1発500mのヒルクライムで約3度下がることになります。
そういえば富士ヒル初参加のときは初夏にもかかわらずガチガチ歯を鳴らし指がちぎれそうになりながら下山した記憶が……。

とまあ走る場所や強度によって軽く10度以上、極端な話だと早朝のダウンヒルと昼間のヒルクライムなら20度以上の開きがあるというのが『難しい』理由のひとつ。

もうひとつは臨機応変な対応が難しいということが挙げられるかと思います。

リュックなどを背負って走るというなら話は別ですが、基本的にロングライドでは持ち運べる荷物の量に限りがあります。
具体的にはコンパクトなウインドブレーカー、(アーム・レッグ・ネック)ウォーマー、あとはインナーグローブあたりでしょうか。

色々と前置きがうるさくなりましたが、つまるところ「ちゃんと対策せな死ぬぞ」ということです。
私もまだまだ経験不足ですが、初めて冬を迎える方もいるでしょうし、少しでも参考になればと思います。


基本は重ね着

残念ながら「これを1枚着とけば大丈夫!」なんていう便利なウェアはありません。
大体はインナーとアウターを組み合わせて重ね着し、前ジッパーの開閉やウインドブレーカーで調整という形になると思います。

・インナー
後述の汗冷えでも書きますが、インナー選びはわりと重要です。
ざっくり分類して、肌から汗を吸い同時に汗戻りを防ぐベースレイヤーと、ベースレイヤーから汗を吸って乾かしたり空気の層を作るアンダーウェアに分けられます。
ベースレイヤーは1年を通して使えるので、少し高いですが人気のmont-bellジオラインなんかおすすめです。

アンダーウェアは透けそうなものから裏起毛の厚みがあるものまで色々とありますので、その日の気温に応じて選ぶとよいかと。
大体の基準としては最高気温が10度を切ったら裏起毛でもそんな悲惨なことにはならないかなと。

・アウター
こちらもざっくりジャージとジャケットがありまして、なんかこの2つの境界線も曖昧なんですよね。

間違えていたらすみませんが、ジャージは比較的薄手で通気性のあるもの、ジャケットは厚手で防風性能が高いもの、という認識で多分あってるかと思います。
まあ言った通り、ジャージでも結構厚手で前面ウインドブレークを謳っていたり、ジャケットも同じくピッチリで薄めみたいなやつもあるんですよね。
というか本来ならジャージもインナーの扱いになるはず。ただジャケット機能を備えたジャージみたいなものも多く(略)。

なのでジャージはこう!ジャケットはこう!と言い切れないので、メーカーの説明文や対応気温などを参照してください。

・ウインドブレーカー
僕らの味方、通称シャカシャカ(風に吹かれるとシャカシャカ言うので)。
単純に風(及び雨)を防ぐための一番外側に着る極薄素材のジャケットです。
エコバッグかビニール袋くらいの薄い素材でできているので、丸めたら背中のポケットに入るのも大きな特徴。

ダウンヒルや休憩中は必須ですし、細かな調整にも使えますので一着は持っておきたいです。
ちなみに長袖のものと、ベストのような見た目のジレと呼ばれるものがあります。

■愛用しているsportfulのウインドブレーカー
 → hot pack 長袖&ジレ


汗冷え対策が重要

運動強度や個人差はありますが、多かれ少なかれ冬場でも汗は掻きます。
この汗の処理が重要で、放っておくと汗戻り・汗冷えを招き、インナーがビショビショのままでは一発で風邪をひいてしまいます。

「温かい格好で」と単純に考えたら、何も知らない状態だとヒートテックやダウンを想像してしまいますが、控えめに言って死にます。
ほとんどは発熱や保温に重点を置いているので、汗の処理機能がなく、ウェアの中が蒸し風呂&肌着はビショビショという結果に。(もちろんある程度の運動強度があるときでの話ですが)

というわけで「即座に汗を吸い、重ね着しているウェアへ逃がし、肌へ汗を戻さない」ベースレイヤーが重要となります。高機能のものならダラダラ汗を掻いても肌はずっとサラサラだったりします。まあ肌着1枚でウン千円とかになるので財布と相談しながらになりますが……。

そしてベースレイヤーの上に着るアンダーウェアやジャージ。
こちらは速乾性や透湿性が備わっているものを選べばよいと思います。汗を乾かし蒸れを外に逃がす役割です。
その上でしっかり風を防いでくれる機能性アウターもたくさん出ていますので、商品説明やレビューを確認しましょう。

■一番下に着ておきたいベースレイヤー
 → モンベル ジオラインL.W.


末端の冷えを防ぐ

寒さの影響をモロに受けるのが指先や足先といった末端部分。
冷えるなんてレベルではなく、痛い→感覚麻痺は日常茶飯事です。
それで済めばいいんですけど、いざブレーキをかけようとしたらかじかんで力が入らずドーン!なんてあり得る話ですし洒落になりません。というわけで持っておきましょう冬用グローブとシューズカバー。

とりあえず冬用グローブを買っておけばいいんですけど、それにプラスしておすすめなのはインナーグローブ。
ペラペラなものでも1枚重ねるだけで意外にも防御力が上がります。ベースレイヤーのような機能を備えて中が蒸れないようになってるものもありますね。

■中が蒸れず保温力もあるインナーグローブ
 → モンベル インナーグローブ

足はシューズカバー……の前にシューズ自体のベンチレーションを塞いでおきましょう。大抵のロードシューズは通気のためメッシュになってる箇所があったりしますので、そこをテープなどで塞いでおくとかなりの差が出ます。見た目は悪くなりますが気にしない。

シューズカバーは対応する温度帯を見て適当なものを買えばいいと思いますが、個人差はあるかもしれないけど手より蒸れが気になりにくいので迷ったらより強そうなものを選ぶといいかと思います。つま先にカイロポケットを備えたものなんかもあります。

私もそうなのですが、とにかく足先が冷えやすい!って人にはさらにダメ押しで「ソックスカバー」なるものがあります。
靴下の上に履くことで防風と保温効果をさらに高めるみたいな強いやつです。ただ生地が薄いとはいえ1枚重ねることになるので、キツめのシューズを履いてる人はやめておいた方がいいと思います。

■今年はこいつを選びました
 → パールイズミ 7000 サイクル シューズカバー
 → パールイズミ 7940 サイクル ソックスカバー


金はないぞ

とまあメーカーの努力によってウェア次第で冬も快適に過ごせるようになります。

金があればな。

ブログを読んでくださってる方のうち石油王は少数派だと思いますので、参考までに1年目の私、まだ金銭感覚が正常だったころに見繕った冬用ウェアを紹介したいと思います。

■アンダーウェアA 薄手 1,690円
 → TESLA ドライメッシュ長袖シャツ

■アンダーウェアB 裏起毛 2,580円
 → TESLA 冬用起毛ラウンドネックシャツ

■半袖ジャージ 4,320円
 → Wizard ベーシック8 半袖ジャージ

■シャカシャカ 3,980円
 → TOREAD 防風ウインドブレーカー

■サイクルパンツ 3,480円
 → apt' 冬用サイクルパンツ

■シューズカバー 3,700円
 → BBB ウインターシューズカバー

■原付用グローブ 転用

■紳士用ソックス 転用

-----

しめて2万円。
がんばって抑えてもこれくらいかかってしまいました。

さすがにスーパー快適というわけにはいかず、若干の蒸れは感じましたし見た目は全体的にもっさり、感覚はあるけど末端は厳しめといった感じ。
それでもギリギリ風邪を引いたりせず、ロングライドやヒルクライムにも耐えたように記憶しています。

ちなみにアンダーAは春秋にも使い、半袖ジャージは当然夏にも使い、シャカシャカは一年中使いました。
ここからちょっとずつ買い足し、金銭感覚が狂い、狂った感覚でさらに買い足しという流れです。最悪だ。

予算に合わせて快適な冬ライドを!

▽金や金、金が全部解決してくれる▽
posted by いなはる at 17:22| Comment(2) | 機材・グッズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする